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ちいさな奇跡 [かりんの話]

2月20日(水)
かりんは明け方までぼくの足元でじっとしている。
心配になって時々電気をつけて様子をみるが、別状はなさそうだ。
足元にどんと陣取られると、寝づらくて仕方ないが、ここはがまんする。
朝5時すぎ起床して2階に上がるととことことついてくる。
まだ階段を上る元気がある。
エサのボールをみると、真ん中だけ少し減っている。
夜のうちに少し食べたのだ。
けいれんを起こして死にそうだったのに、これはちいさな奇跡である。
うれしくなって、古いエサを取り換え、モンプチを1袋あける。
すると何とボールに頭を突っ込んで、3分の1くらい食べたではないか。
この調子がキープできればいい。
朝は例によって書斎にきて、電気ストーブの前に陣取って暖をとる。
出社して、夕方帰宅してヨーコさんに聞くと、夕方はあまり食べなかったらしい。
危篤状態だったのだから、いっぺんに回復するのは無理だろう。

2月21日(木)
朝5時起床。かりん、食べることは食べるが、昔の3分の1くらいか。
久しぶりに1日年休(公休以外の休み)をとり、調べものをしたり海神山を散歩したりして、のんびり過ごした。
春めいて温かかったので、かりんは終日、穏やかに窓辺でひなたぼっこしていた。
こういう毎日がつづいてくれるといい。
海神のアントレでモンブランと苺ケーキを買って帰る。
3時ごろエサをほしがったので、かりんに食べさせる。
6時ごろにもう一度。
けっきょくこの日はいつもの半分くらい食べたことになる。
仕事から帰ってきたヨーコさんと食事をしたあと(晩酌はやめた)、ケーキを食べる。
とくにモンブランが絶品で感激。
こちらも初老夫婦の日々がつづいている。


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