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シルバーパゴダ──カンボジア2019春ツアー(3) [旅]

2月14日(木)
プノンペンの王宮の前にはトンレサップ川が流れています。少し下るとメコン川と合流します。
王宮の隣にある寺院、シルバーパゴダに向かう前に、即位殿に向かって右隣にあるゾウ舎を紹介しておきましょう。
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同じく向かって左側の宝庫には、王朝時代の衣装や食器などが飾られていました。
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ここは国王の執務室ということになっていますが、ほんとうでしょうか。
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王宮を出て、隣の区画のシルバーパゴダへ。側面から見たシルバーパゴダです。
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その周囲には回廊があって、ラーマーヤナのみごとな壁画が、100メートル以上もつづいています。ポルポト時代には放置されたままだったので、痛みがひどく、修復も半ばほどしか進んでいないとか。
それでも修復された壁画はみごとです。
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物語の内容を知っていれば、もっと楽しいでしょう。
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修復が終わった部分を写真に収めました。この先は痛みがひどく、現在も修復がつづいています。
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シルバーパゴダのなかへ。
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ここがシルバーパゴダと呼ばれるのは、床に銀のタイルが5000枚以上も敷かれているからだそうです。内部は撮影禁止。靴を脱いではいります。エメラルドの仏像やダイヤモンドをはめこんだ仏像も置かれていて、豪勢な宝物館です。
前にはこんなストゥーパがいくつも立っています。王様の墓といってよいでしょう。
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10時10分、シルバーパゴダを出て、セントラルマーケットに向かいました。
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その内部はこんな感じ。マフラーなどいくつかおみやげを買いました。
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昼食は中華。12時15分、プノンペンを出発し、バスでシェムリアップに向かいます。
車中でのガイドさんの話。
カンボジアでは仕事がないため、男はタイに出稼ぎに行くことが多い。女性は国内の外国工場で働いている。子供の数は多い。20代が70パーセントの若い国だ。内戦では多くの人が死んだ。内戦が終わってから、政府は子供を産むことを奨励している。
平均寿命は60歳。内戦のときは53歳くらいだった。……
ガイドさんは1996年から2年間、シェムリアップにつくられた日本語学校で学んだといいます。当時は人が集まらず、学校がおカネをだして、試験で合格した10人をそこで学ばせたとか。そのひとりがガイドさんのようです。授業料はただで、この学校をつくった山本宗夫さんは90歳になるいまも元気だそうです。
トンレサップ川にかかった橋を渡ります。これは中国の援助によってつくられた「カンボジア中国友好橋」で、その隣の「カンボジア日本友好橋」は老朽化して、現在修理中。そう思ってはいけないのですが、何やら象徴的なものを感じてしまいました。
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しばらくメコン川に沿って北上。郊外に出ると田んぼが広がります。石灰岩の山がむきだしになっているのは、たぶんセメントの材料が採取されているためです。
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このあたりは一毛作だが、トンレサップ湖の近くは二毛作だとガイドさん。炎天のなか北上をつづけます。
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白いやせた牛があちこちに放し飼いされています。スイギュウの姿も。暑いためか人の姿はあまり見かけません。
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家はみんな高床式ですね。
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午後3時半ごろ、コンポントムを通過。ここから脇道にはいってサンボー・プレイ・クック遺跡群に立ち寄ります。

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