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サマルカンドの昼──ウズベキスタンの旅(12) [旅]

 5月15日(水)
 シャーヒ・ジンダ廟を見学したあとは、ショブ・バザールに。ここで父のおみやげとして、お皿とカップを買いました。
 バザールの手前には、ハズラティ・ヒズル・モスクがあります。古代、ここにはゾロアスター教寺院がありましたが、その後、モスクとなり、そのモスクもチンギスハンによって破壊され、19世紀に再建されたといいます。独裁者と呼ばれたカリモフ前大統領もここに眠っています。
_DSC0671 2ハズラティ・ヒズル・モスク/サマルカンド.JPG
 アレクサンドロス大王が築いたといわれる土塁も残っています。
_DSC0673 2アレキサンダー大王の作った壁・サマルカンド.JPG
 バザールでは、ガイドさんがおすすめのナッツ類を教えてくれました。
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 いろいろなものが売られていて、にぎやかです。
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 買い物をすませ、隣にあるビビハニム・モスクを訪れます。
_DSC0684 2ビビハニム・モスク/サマルカンド.JPG
 このモスクもティムールがつくったものです。ティムールの死の直前、1404年に完成しました。ビビハニムはティムールの妃で、彼女にまつわるさまざまな伝説があります。
 ここも革命時代に破壊されましたが、1990年代に修復されたといいます。アーチをくぐって、なかにはいると、ウルグベクが寄進したといわれるコーランの本を置く石の台(ラウヒ)が置かれていました。
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 修復以前の写真が残されていました。ほとんど廃墟ですね。
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 いまモスクの内部は、きれいに修復されています。
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 ビビハニム廟です。
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 食事をしてから、ふたたびレギスタン広場に。道路にクラシックカーのような車が停まっていました。ロシア製のヴォルガでしょうか。
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 きのう夜景を見たレギスタン広場にやってきました。中央がティラカリ・メドレセ、左がウルグベク・メドレセ、右がシェルドル・メドレセです。
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 いささか昼間のビールがきいたのと、猛暑も加わって、肝心な場所なのに、ぐったりくたびれました。ガイドさんの説明も上の空、見学もおざなりに。
 しかし、まずは広場にはいり、ウルグベク・メドレセの前を通って、と。
_DSC0724 2ウルグベク・メドレセ/サマルカンド.JPG
 右手のシェルドル・メドレセもりっぱです。
_DSC0726 2シェルドレ・メドレセ/サマルカンド.JPG
 アーチには人面の日輪を背負ったライオンがシカを追っているモザイク画がみえます。偶像崇拝を禁じるイスラムらしからぬ絵柄です。
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 正面のティラカリ・メドレセ。左のドームは工事中ですね。
_DSC0729 2ティラカリ・メドレセ/サマルカンド.JPG
 そのなかにはいってみます。
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 礼拝所は金で装飾されていました。天井もみごとです。
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 ウルグベク・メドレセのシンボルは青い星ですね。
_DSC0747 2ウルグベク・メドレセ星模様/サマルカンド.JPG
 その奥にも礼拝所がありました。
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 これでサマルカンドの見学も終わりです。ホテルに戻る途中、ティムールの像をみつけました。
_DSC0768 2ティムールの像/サマルカンド.JPG

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