旅の行き帰り [旅]
還暦をすぎてから車を運転しはじめたので、はなはだたよりないのですが、今回ははじめて船橋と播州を往復することができました。
無理をすれば1日で行けない距離ではありません。しかし、急ぐ旅でもなし、行きと帰りに伊吹山と昼神温泉でそれぞれ1泊することにしました。
梅雨のさなかで、天候に恵まれなかったとはいえ、ゆっくり観光するには、カンカン照りよりも、かえって楽だったかもしれません。
行きに寄ったのは彦根城。思ったより立派でした。庭からのぞむ城がいいですね。
ヨーコさんは前から伊吹山に行きたいと言っていたので、9合目から頂上にかけて広がるお花畑をゆっくりと歩きます。霧が幻想的です。
ここでヤマトタケルが白いイノシシに出会ったあと落命したと伝えられるのは、ほんとうは吹雪に巻きこまれたのではないかというのが、彼女の説です。
田舎でのんびりすごしたあと、帰り道に馬籠宿と妻籠宿に立ち寄りました。
馬籠では藤村記念館を訪れました。『夜明け前』読まなくちゃ。
でも、当時の宿場がよく保存されているのは、むしろ妻籠のほうですね。お勧めです。
そして、ぼくのお目当ては飯田市の美術博物館にある柳田国男館。
東京の成城にあった柳田邸をそっくり移築したものです。戦後は柳田の自宅兼民俗学研究所となっていました。
かつての書庫。広いですね。
この建物を東京で維持するには相当の費用がかかるはずですから、飯田への移築はやむをえなかったかもしれません。
ちなみに飯田は、国男が養子となった柳田家が藩士として居をかまえた城下町です。柳田国男館はかつての本丸に近い場所にあります。
無理をすれば1日で行けない距離ではありません。しかし、急ぐ旅でもなし、行きと帰りに伊吹山と昼神温泉でそれぞれ1泊することにしました。
梅雨のさなかで、天候に恵まれなかったとはいえ、ゆっくり観光するには、カンカン照りよりも、かえって楽だったかもしれません。
行きに寄ったのは彦根城。思ったより立派でした。庭からのぞむ城がいいですね。
ヨーコさんは前から伊吹山に行きたいと言っていたので、9合目から頂上にかけて広がるお花畑をゆっくりと歩きます。霧が幻想的です。
ここでヤマトタケルが白いイノシシに出会ったあと落命したと伝えられるのは、ほんとうは吹雪に巻きこまれたのではないかというのが、彼女の説です。
田舎でのんびりすごしたあと、帰り道に馬籠宿と妻籠宿に立ち寄りました。
馬籠では藤村記念館を訪れました。『夜明け前』読まなくちゃ。
でも、当時の宿場がよく保存されているのは、むしろ妻籠のほうですね。お勧めです。
そして、ぼくのお目当ては飯田市の美術博物館にある柳田国男館。
東京の成城にあった柳田邸をそっくり移築したものです。戦後は柳田の自宅兼民俗学研究所となっていました。
かつての書庫。広いですね。
この建物を東京で維持するには相当の費用がかかるはずですから、飯田への移築はやむをえなかったかもしれません。
ちなみに飯田は、国男が養子となった柳田家が藩士として居をかまえた城下町です。柳田国男館はかつての本丸に近い場所にあります。
2011-06-26 07:01
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