海とプールでひと泳ぎ──ぼんやりバリ紀行(14) [旅]
2月13日金曜日。
サヌールにあるガゼボビーチホテルの部屋を出て、早朝、浜辺にいき、日が昇るのを見ようとしました。
遠くにアグンの山容が浮かびあがりますが、天気はくもりがちで、雨がぱらつきます。かと思うと、日が射したりします。やはりまだ雨期です。
われわれが泊まったロッジをお見せしましょう。このホテルはロッジ式で、建物はだいぶ古くなっており、部屋が薄暗いのが欠点かもしれません。それでも、値段は割合安くて、何よりもホテルから直接海岸に出られるのが魅力です。
それにロッジの脇には、ほとんど専用のプールもついていますから、日がなのんびりとすごすには絶好の場所かもしれません。
午前中、薄曇りの浜辺で泳いでいたら、トオルさんがやってきました。
つれあいがマングローブを見たいと話していたので、つれていってくれるというのです。
かれの話では、日本のJICA(ジャイカ)が協力してつくったマングローブセンターがあるはずだとか。そこでサヌールに住んでいる土屋さんを誘い、いっしょに出かけました。
バリでも、建設ラッシュやら工場の進出やらで、マングローブ林はどんどん減っているようです。ジャイカは消えていこうとするマングローブ林を守るために、地道にマングローブを植樹し、そこをだれでもが訪れることのできる自然センターとしたと聞きました。
ところが、そのマングローブセンターが見つかりません。仕方なく、とりあえずマングローブのあるところというので、海に面した建設現場のような場所に行ってみることにしました。
暑くなってきました。つれあいが土屋さんと、建設現場の脇にわずかに残るマングローブのあたりを調査しているあいだに、ぼくは汗をふきながら、そのあたりを散歩します。
これはマングローブの花でしょうか。
しばらく調査したあと、サヌールに戻りました。
そろそろ、おなかがすいてきました。うまい魚料理屋があるというので、そこに行くことに。
その途中の通りには、あちこちに色とりどりの南国の花が咲いています。
これもランの一種ですね。
魚料理屋はお世辞にもきれいな店とはいえませんでした。そこのマグロ定食も見かけは悪かったのですが、じつにおいしかった。値段はビールとつまみ込みで、4人で2000円弱。つい、おごってしまいます。
トオルさんたちにホテルまで送ってもらったあと、隣にあるアシタバという店で、おみやげ用の籠やらテーブルセンター用の布などを買います。
そのあと、ぼくは部屋の隣のプールでひと泳ぎ、つれあいは隣のエステにでかけました。
夕方、トオルさんから、マングローブセンターの場所はもっと先だったとの連絡があり、あらためて、明日午後出かけることにしました。
夜は通りにあった「枝豆」という名前の日本食レストランに。料理が出てくるまで長く待たされたわりに、味は街の食堂並み。しかし、ぜいたくは言っていられません。
ホテルに戻ったときは10時近くになっていました。
ロッジは2階建てなのに、上の階に行っていなかったことに気づきます。
階段をのぼって、そこにおいてあった木の椅子に腰掛けました。
ふと上をながめると、その天井にはみごとな模様が刻まれていました。
ほろ酔い気分で、ああ、ここはバリなんだと、あらためて思った次第です。
サヌールにあるガゼボビーチホテルの部屋を出て、早朝、浜辺にいき、日が昇るのを見ようとしました。
遠くにアグンの山容が浮かびあがりますが、天気はくもりがちで、雨がぱらつきます。かと思うと、日が射したりします。やはりまだ雨期です。
われわれが泊まったロッジをお見せしましょう。このホテルはロッジ式で、建物はだいぶ古くなっており、部屋が薄暗いのが欠点かもしれません。それでも、値段は割合安くて、何よりもホテルから直接海岸に出られるのが魅力です。
それにロッジの脇には、ほとんど専用のプールもついていますから、日がなのんびりとすごすには絶好の場所かもしれません。
午前中、薄曇りの浜辺で泳いでいたら、トオルさんがやってきました。
つれあいがマングローブを見たいと話していたので、つれていってくれるというのです。
かれの話では、日本のJICA(ジャイカ)が協力してつくったマングローブセンターがあるはずだとか。そこでサヌールに住んでいる土屋さんを誘い、いっしょに出かけました。
バリでも、建設ラッシュやら工場の進出やらで、マングローブ林はどんどん減っているようです。ジャイカは消えていこうとするマングローブ林を守るために、地道にマングローブを植樹し、そこをだれでもが訪れることのできる自然センターとしたと聞きました。
ところが、そのマングローブセンターが見つかりません。仕方なく、とりあえずマングローブのあるところというので、海に面した建設現場のような場所に行ってみることにしました。
暑くなってきました。つれあいが土屋さんと、建設現場の脇にわずかに残るマングローブのあたりを調査しているあいだに、ぼくは汗をふきながら、そのあたりを散歩します。
これはマングローブの花でしょうか。
しばらく調査したあと、サヌールに戻りました。
そろそろ、おなかがすいてきました。うまい魚料理屋があるというので、そこに行くことに。
その途中の通りには、あちこちに色とりどりの南国の花が咲いています。
これもランの一種ですね。
魚料理屋はお世辞にもきれいな店とはいえませんでした。そこのマグロ定食も見かけは悪かったのですが、じつにおいしかった。値段はビールとつまみ込みで、4人で2000円弱。つい、おごってしまいます。
トオルさんたちにホテルまで送ってもらったあと、隣にあるアシタバという店で、おみやげ用の籠やらテーブルセンター用の布などを買います。
そのあと、ぼくは部屋の隣のプールでひと泳ぎ、つれあいは隣のエステにでかけました。
夕方、トオルさんから、マングローブセンターの場所はもっと先だったとの連絡があり、あらためて、明日午後出かけることにしました。
夜は通りにあった「枝豆」という名前の日本食レストランに。料理が出てくるまで長く待たされたわりに、味は街の食堂並み。しかし、ぜいたくは言っていられません。
ホテルに戻ったときは10時近くになっていました。
ロッジは2階建てなのに、上の階に行っていなかったことに気づきます。
階段をのぼって、そこにおいてあった木の椅子に腰掛けました。
ふと上をながめると、その天井にはみごとな模様が刻まれていました。
ほろ酔い気分で、ああ、ここはバリなんだと、あらためて思った次第です。
2015-06-08 17:24
nice!(6)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0