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カタルーニャ音楽堂でフラメンコを見る──ヨーロッパ旅行フォトアルバム(14) [旅]

 6月28日、日曜日。
 われわれはピレネーを越えたスペイン側、トルラの町にいます。
 ここを朝9時に出発し、10時半ごろ高速に入ります。だんだんとスペインらしい乾燥した大地が広がっていきます。途中1度休憩。アラゴンとカタルーニャの境を過ぎ、12時40分にモンセラットの修道院に到着しました。日曜のせいか、駐車場は猛烈に混んでいて、空きスペースを見つけるのに苦労しました。
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 修道院は山の上にあり、奇岩の下に建てられています。1811年にナポレオン軍がスペインに侵入したときに破壊されたため、いまの建物は新しく再建されたものです。
 ここが山の上にあることは、回りの景色をみると、わかっていただけるでしょう。
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 ここにはケーブルカーも上ってきており、周囲はハイキングコースにもなっています。バルセロナからも50キロほどなので、地元の人にとっても人気スポットのようです。
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 まずは教会堂のなかに。
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 内部はこんな感じです。奥には黒いマリア像が祀られています。人の願いを叶えてくれるというマリア像は複製品ですが、これに触ることもできて、われわれもご多分に漏れず、長い行列に並んで、ご利益がありますようにとお願いしてきました。
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 少々、旅の疲れがでているので、ガウディがつくったといわれるコロニア・グエルの教会には寄らず、きょう宿泊するバルセロナのアパートに向かいます。バルセロナには4時に到着。アパートの鍵を渡すという人とゴシック地区にあるオーラホテルの前で待ち合わせました。
 そこでトラブル。車止めの柱石に、運転してくれている娘婿が車の前方部をこすってしまったのです。あっという間の出来事でした。石があるのに気づかなかったようです。いちおう保険には入っているものの、レンタカー会社からいくら請求されるか心配です(結果的には保険が効いて無料でした)。
 少し、落ち込みましたが、ここでしょぼくれていても仕方がないので、少し町を散策します。まずは今晩9時からフラメンコを観賞することになっているカタルーニャ音楽堂に行き、横手のチケット売り場で、日本で予約した書類を見せて、当日のチケットを発行してもらいます。
 これがカタルーニャ音楽堂の正面です。狭い通りから撮ると、なかなか全体がうまくはいりません。この建物をつくったのは、ガウディと並び称されるモンタネールで、この建物は現在、世界遺産となっています。
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 開演は9時。少し前にホールにでかけてみました。これが大ホールに上がる階段。華麗で、うっとりします。
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 内部はすみずみまで装飾がほどこされています。
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 そして、これが大ホールの内部です。
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 天井のステンドグラスの迫力と美しさにも圧倒されます。
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 9時半からフラメンコがはじまりました。写真は撮れないので、そのパンフレットだけでも紹介しておきましょう。
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 その踊り、その歌、タップの響きがいまもよみがえってきます。

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