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釜山到着(韓国旅行) [旅]

5月14日から17日にかけて、ルックJTBのツアーで、韓国の釜山、慶州、安東を訪れました。
めまいに悩まされていたつれあいは、それまで1年数カ月、飛行機に乗ることができず、今回は久しぶりの海外旅行です。行き先に韓国を選んだのは、成田から釜山まで約2時間と、そう無理せずに行けそうな距離に思えたからでした。
ぼくはさしずめエスコート役……のはずでした。ところが、このツアーでは、ぼくがものすごく体調を崩してしまい、かえってつれあいに心配をかけどおしになってしまいました。
ツアーの旅程をこなすのが、せいいっぱい。ほとんどもうろうとしていました。あれから、ひと月足らず。ようやく体調が戻ってきたので、この旅行記をまとめる気になりました。
最近は記録しておかないと、どこを旅したのかも忘れてしまいます。それは旅にかぎらず読書でもそうなのですが、ぼくにとってブログは記憶箱のようなものです。とりあえず箱にしまっておけば、あとは忘れてもだいじょうぶ。何かの拍子で必要になれば、箱から取りだせばいいということです。
その意味で、今回もなんということもない旅行記をつづっておく次第です。とはいえ、旅行中は絶不調で心身とももうろうとしていたため、つれあいの撮った写真で、3泊4日のツアーを再現できればと思う次第です。いわば旅行のやり直しですね。
さて、成田の出発時間が遅かったため、釜山の金海(キムへ)国際空港に到着したのは午後3時。
迎えてくれたガイドさんの案内でマイクロバスに乗り込みます。車は洛東江(ナクトンガン)を渡り、きょう宿泊するコモドホテルに向かいます。
途中の道は山が迫り、狭い場所に高層ビルが乱立しています。
ガイドさんに聞くと、釜山の人口は350万人ほどで、かつては400万人近くだったといいます。
ホテル到着は午後4時。
写真は当日の夜、撮ったホテルの外観です。到着時に撮りそびれました。夜でわかりづらいかもしれませんが、いかにも韓国風なのが気に入りました。
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ロビーには、こんなかわいらしい虎の民画が。
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ハスの花と鳥の図柄もありました。天井にも韓国風の装飾がほどこされています。
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このトラとウサギは何をしているのでしょう。トラは長いキセルでたばこをすっているようにみえるし、目を回して自分の手足でしっぽを踏みつけているようにもみえます。これじゃ、ウサギをつかまえられそうもありませんね。
庶民にとって、かよわい者が強く偉大な者をけむに巻く話は、どこか痛快ですこれはいまも万国共通。
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さて、のんびりとはしていられません。部屋に荷物を置いたわれわれは、さっそくツアーの最初のコースであるチャガルチ市場の見学にでかけました。
チャガルチ市場は釜山港に入り口にある魚市場です。
さっそく、その通りを歩きます。
すでに夕方なのに、多くの店をつらねた市場には、これでもかというくらいに魚が並べられています。長いのはタチウオでしょうか。
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タコやフグもおとなしく所定の位置に納まっています。おそらく、この時間帯でも、店を閉める前に全部売り切れてしまうのでしょうね。
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市場はにぎわっています。地元のお客さんが、夕飯の材料を買いにきたようです。
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市場は海のすぐそばにあります。近海でとれた魚がすぐに運ばれるのでしょう。
釜山港はこの奥で、ここからは影島大橋と釜山大橋が見えます。左にある大きな建物はロッテモール。ロッテは韓国の大財閥になりました。
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そこから、どこをどう行ったのか覚えていませんが、広い通り(たぶん光復路)に出て、角を曲がった広場に着くと、そこにビートたけしの手形があると、ガイドさんが教えてくれました。BIFF(釜山国際映画祭)広場というのだそうです。
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このあたりはいまも映画館が多く、昔はここ南浦洞(ナムポドン)で釜山国際映画祭が開催されていたとか(現在の会場は海雲台[ヘウンデ])。
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釜山では街のあちこちにいろんな屋台があって、おいしそうなものが売られています。屋台の食べ歩きも、釜山散策の楽しみかもしれませんね。


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